元監視オペレータの僕がAWSエンジニアに転職して、1年ちょっとで平均年収超えた話

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今までの経歴について書きました。

以前は全然仕事できない僕でしたが、我ながら結構成長したので何か参考になったらなと思いまとめました。

学生時代

高校卒業したら就職したかったので、地元で就職に強いと言われている工業高校に入りました。
当時は実家に居るのがずっと嫌で一人暮らしに憧れていましたし、田舎だったので都会に行きたいという気持ちも大きかったです。

情報系の科目が得意で、IT系に就職することを決めます。
家に父が買ってきたPCがあり、ずっと触っていたのもきっかけでした。
当時はよく分からず、学校に求人が来ていた数少ないIT会社に就職、上京することにします。

母は反対気味でしたが、父は「好きな事をやらせればいいじゃないか」というスタンスでした。

負の時代

SESで汎用機のオペレータという仕事に就きます(SESという言葉すら知らなかったですが)。
高卒の同期は、みんなそうだったと思います。

時間になったら処理を実行し、バックアップテープを投入し、プリンタで帳票を印刷する。
あとは異常がないか監視して座ってる。そんな繰り返しです。
今考えればスキルが身につく仕事ではないですが、下積みが必要なのだと思っていました。
夜勤手当が出るのもあり、内容の単純さからしたらそこそこの給料で、この仕事でいいという人も多かったです。

私には単純作業の繰り返しは全然ダメで、よくミスをしていました。決まった通りに実施するのが一番の仕事なので、オペレータとしては致命的です。
モチベーションも全然あがらず、嫌で嫌で死にたいと思っていました。

結局ずるずる5年程続けます。

浮上の時代

オペレータをやりつつ勉強をある程度していて、基本情報やセキスペを取っていたからか、同じ現場でインフラの運用SEをやらせてもらえる事になります。

でも、まだモチベーションは低いままで、あんまり仕事できなかったですし、夜勤してたのもあるかもしれませんが、よく居眠りして怒られてました。

この頃、主な業務の1つだった月次報告書を作るのが面倒で、Excel関数とVBAで自動化してました。上司には時間使いすぎと怒られましたが。

またしばらくして、ネットワークに詳しい人があまり居なかった事がきっかけで興味を持ち、勉強してCCNPを取得します。
そして社内のNW構成を調査してNW図を作ってました。これも上司から時間使いすぎと怒られましたが。

でもそのあたりから、ある程度評価されるようになってきます。

ただ、いわゆるレガシーな環境でしたし、同じような仕事の繰り返しという事はあまり変わりませんでした。
結局数年して辞めることになります。

転職

ずっと正社員で、学生の頃もアルバイトしたことがなかったのもあり、とりあえずバイトしてみようとIT関係のバイトをします。主にPCのキッティングの仕事をしていました。
嫌な環境から抜け出した開放感からか、結構精力的に働いていました。

その会社で長期の仕事があるのでと紹介され、再びSESで働く事になります。

この頃、バイトしつつLPIC1を取得しています。

転機

この時の仕事は、データセンタに設置するサーバの搭載場所を決めたり、付随する工事の発注を行うというものでした。
全くの未経験でしたが、サーバ設置する上で、NW機器と接続できるように配置や工事をする必要があります。詳しいなら活かせるんじゃね?という結構ラフな理由でした。

客先の方針で前任者が急に契約終了になり、最初は元請けの社員さんと2人で頑張って案件をこなしていました。そのうち人も増えていきましたが。
その社員さんも会社の方針で居なくなってしまい、一番経験が長く現場の知識に詳しいのが、立場も年齢も一番低い私という状況でした。実質リーダーのような立ち位置。
なにか吹っ切れたものがあり、ガツガツやっていて、どんどん評価も上がっていきました。

しかし、一時的な仕事と思っていましたし、給料も安いし別にやりたい仕事でもなかったので転職することを決めます。この時、年収280万ほどです。

ちなみにこの頃、業務効率化のためにExcelVBAを使ってブラウザ操作して社内イントラから情報取得するというマクロを作りました。
それがきっかけで、勉強してHTML5プロフェッショナルLv1を取得しています。

あと、仕事の事を考えすぎて眠れなくなり、今でも尾を引いています。
以前は居眠りも寝坊も多かったですが、今ではどうやったらグッスリ眠れるのか分かりません。

クラウドエンジニアへ

今までレガシーな環境や会社のよく分からないルールにずっと不満がありました。
新しめの企業ならそういうの少ないだろうと思い、ベンチャー企業に入社したいと考えます。
最初の会社に居た頃ならベンチャーに入社するのは不安だったと思いますが、ほぼ0から成果を出せたことで自信がつき、まぁどうにかなるだろうと。

最初はアプリをやりたいと考えていたのですが、インフラの方が少し経験があるし、AWS面白そうという事でAWSエンジニアに応募します。

資格を色々取得していて意欲があると評価されたのもあり、無事内定を貰います。

AWSプロフェッショナルへ

ITがやりたくてこの道に進んだにも関わらず、あまり楽しいと思える仕事をしてこれませんでした。ようやくそれっぽい仕事ができる環境になりました。

そのせいか、短期間で社内でAWS強いエンジニアという評価をもらう事になります(そもそも詳しい人が少ないのもありますが)。

流れで入社2ヶ月位から、自社プロダクトのAWS環境を1人で運用してました。
その半年後には受託案件でAWS部分の設計構築をほぼ1人で担当しました。その案件ではPython、Terraformも使っています(これも1人で、もちろん未経験です)。

お客さんからの評判も良いようで、1年足らずで年収70万ほど昇給しました。
一気に上がって見たことない金額で、動揺してしまい何度も見直しましたが、金額は変わりませんでした。

さらに半年後、AWS DevOpsプロフェッショナルを取得します。
人生で初めて昇格、80万ほど昇給し、年収500万超えました。
全社会で表彰も受け、拙いスピーチでなんとか乗り切りました。

ちなみにその後、AWSプロフェッショナル資格をあと2人取得したので、AWSのパートナーランクも上がりました。

おわり

今はSESで某大手企業のAWS技術支援と、受託案件を半々くらいでやってます。

アプリもやりたいので希望してたら、やらせて貰えそうになってきました。
サーバサイドとインフラ両方見れるエンジニアが目指す方向といった所でしょうか。

だいぶ回り道をしてしまい後悔もしています。
それもあって、今の環境が良くないと思うなら同じ会社で勉強や経験を積もうと思うより、早めに転職した方が良いと考えるようになりました。環境が良い方が成長しやすいですし、精神的にもより頑張れます。

でも結果的には、少しずつ積み上げてきた成果が出たとも言えます。
資格を取っていたのも、要所要所で良い方向につながりました。経験の方が大事だと思ってますが、資格も役に立ちます。
大きく変わったのは仕事で評価されだして意識が変わってからですが、評価されるきっかけを作ったのも勉強でした。

ちなみに、ちょうど評価されだした頃、風邪で病院に行ったら何だか丁寧に説明してくれる先生で、人と接するのも悪くないなと思い、それが最終的なきっかけになりました。
中学の頃いじめられてたのもあり、かなり引っ込み思案でしたが、そんな僕が一時期ちょっとうるさいと言われる程になり、落ち着いて今に至ります。

いろいろありましたが、やっぱりITが向いていたのかなと。
子供の頃GBCをねだったら、なぜかWindows 98 SEを買ってきた父には感謝です。

室内でリラックスする人のイラスト(男性)